農林水産大臣の交代により、安価な備蓄米が販売されることになりました。前任の農林水産大臣が放出した競争入札による備蓄米と販売時期が重なるため、消費者には選択の余地ができるとのポジティブな見解もされています。当然のことながら、安価な備蓄米に対する消費者の反応は凄まじく、大手通販サイトでは即完売となっているようです。私個人としては、確かに高いお米を買うことには抵抗はあるものの、安価な備蓄米を購入するかと問われれば即答で買わないとお答えすると思います。様々な情報が飛び交う中で、農家の収入はどうなるのか?ということが最も気になることであり、現在の高価なお米の収益がそのまま農家に反映されているかも疑問です。消費者に安価な備蓄米をスピーディーに届けるといったことばかりが連日報道されていますが、肝心な今後の農業をどのように支援していくかといった政府の方針等に対する報道をあまり目にすることができないのは、たまたま私が見逃しているだけなのでしょうか。YouTube動画の情報は、極端な表現も多数見受けられ、100%信用してよいものか、再生数稼ぎの為のデマである可能性も否定できない状況です。興味・関心のある事項がタイトルにあれば、動画を視聴するものの、最後まで関連事項について触れていないなど悪質なものもありました。現代社会において、多数ある情報媒体から正確な情報を得ることの難しさ、またテレビによる情報についても都合の良いものばかりを視聴者に伝え、ネガティブな面は隠しているのではないか、そんな疑いすら感じてしまう毎日です。