一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

最近、病院に行く事が増えたのですが、
 
どこへ行っても
 
  「マイナ保険証をお持ちですか?」
 
と聞かれます。
 
同じ病院を月に何度も利用しても毎回聞かれるし、処方箋薬局でも毎回聞かれます。
 
マイナ保険証は診療の度に提示する必要があるからなのですが、毎回
 
  「マイナ保険証持ってません」
 
と説明するのも正直面倒です。
 
今年の12月から今までの保険証が使えなくなるので切り替えればいいだけなのだが、
 
なかなか切り替えようとは思えない。
 
マイナ保険証のメリットとデメリットをまとめてみ。
 
 
メリット
○医療費の負担が安くなる場合がある
  マイナ保険証を利用すると従来の健康保険証を使用するよりも初診料や再診料が
  安くなる場合がある。
  (医療機関によっては、初診で20円、再診で10円程度安くなるケースがある)
  これは政府がマイナ保険証の普及を促進するための料金体系によるもの。
 
 ○過去に処方された薬や特定健診の結果などの情報を、医師や薬剤師とスムーズに
  共有できる。
  これにより重複投薬の回避や、患者の状況に基づいたより適切な診断・処方が
  期待できる。
 
 ○高額療養費制度の利用が簡便に高額療養費制度の「限度額適用認定証」を事前に
  役所で申請・提示する必要がなくなる。
  オンライン資格確認を導入している医療機関や薬局であれば、窓口での支払いが
  自己負担限度額までとなるため、一時的な立て替えが不要になる。
 
 ○確定申告の医療費控除が簡単にマイナポータルを通じて、医療費の記録を自動で
  取得・管理できる。
  e-Taxと連携すれば、医療費控除の確定申告時の入力が大幅に簡素化される。
 
デメリット
 ○利用できない医療機関がある
 
 ○システムトラブルや機器の不具合、顔認証システムやカードリーダーの不具合、
  通信障害など、システム側の問題で利用できない場合がある。
  また、マイナンバーカードの汚損やICチップの破損も利用できない原因となる。
 
 ○操作の難しさや本人確認の課題
  特に高齢者や体調が悪い方にとって、顔認証や暗証番号入力などの操作が
  難しい場合がある。
  暗証番号を忘れてしまうケースも多く発生しており、普通の保険証に戻す
  高齢者も多くいるようだ。
 
 ○紛失・盗難時のリスク
  マイナンバーカードを紛失・盗難した場合、健康保険証としても使えなくなり、
  再発行に時間が掛かる。
  個人情報が入ってるカードであるため紛失の危険を減らすためにもあまり持ち
  歩きたくないのが本音。
 
 ○有効期限がある
  マイナンバーカードには有効期限があり、期限が切れるとマイナ保険証としても
  利用できなくなる。
 
メリットにあまり魅力を感じず、なによりマイナンバーカードを持ち歩くリスクが嫌です。
ギリギリまで今までの保険証でいこうと思う。

The following two tabs change content below.

森 友昭

最新記事 by 森 友昭 (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア