こんにちは。
先日、車のトラブルがありまして、いろいろと修理しておりました。
どんなトラブルがあったかというと、コレです。
なんと、オルタネーターからバッテリーへつながる銅線の端子部分がバキッと折れてるという。
こんなことある? と思いましたが、まぁ、古い車です。
経年劣化と、宅配での過酷な悪路走行の衝撃に耐えきれなかったという感じでしょうか。
異変に気付いたのは仕事中。
どうも後ろから異音がするぞと思っていたのですが、とりあえず走行に支障ないのでそのまま仕事を続行。
帰り道で、エンジン警告灯とサイドブレーキ灯がチカチカと同時に点灯するという現象が発生しました。
で、調べてみるとオルタネーターの異常みたいだぞ、と。
でもオルタネーターは一年前に自分でリビルド品にとっかえたばっかりだしなぁ、とエンジンルームを開けてみると、こんなことに。
チカチカとしていたのは、折れた端子同士が走行中の衝撃でくっついたり離れたりしていたのだと思われます。
なんとアブナイ。
そして大電流がうまく流れていないためか、熱に変換されて熱い熱い。
とりあえずその場で触っては危険なので、手を付けるのは翌日に。
しかし、当然ながらこの銅線端子の替えはない。
修理工場へ持っていくにも、自走できないし…
しかしながら、私は本業彫金士。
端子と同一素材の銅板はいくらでも持っている。
と、いうことで、銅板を切って曲げて疑似端子をつくって、折れた端子に被せて銅の針金で巻いて、とりあえず通電できるようにしましたとさ。
あとは修理工場へ持って行って、しっかり圧着端子をくっつけてもらいましょう。
…なんだか危ないことをしていますが、とりあえずいじるときはバッテリーの端子外して作業しましょうね。
ショートしたり感電しちゃいますからね。
では。