【2023/3/31】
今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるトランスポート層の役割についてを記載します。
ネットワーク上では一度に送信することのできるデータ量は、その接続仕様や構成機器の性能によって制限があり、
多くの通信はその制限上、一度に全てのデータを送るのではなく、適切なサイズに分割(セグメント化)して送信し、受信側で元の形に再構成します。
一度に送信するデータ量の適正はネットワークによって異なるため、通信先とネゴシエーションして決定します。
この処理もトランスポート層の役割です。