【2023/10/30】
今回も引き続き、OSI参照モデルにおけるトランスポート層に主に関連する規格の例を記載します。
トランスポート層でのプロトコルでは主にTCPかUDPが用いられますが、それらの特徴を併せ持ったり、欠点を補うように、発展形として開発されたプロトコルも存在します。
・SCTP(Stream Control Transmission Protocol)
TCPとUDPの特性を組み合わせ、通信の耐障害性と柔軟性を向上させたプロトコルです。
企業向けVoIPシステム、LTEネットワーク、金融システム等、信頼性と柔軟性どちらも高いレベルで要求されるアプリケーションに適しています。