一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム


どうも、こんにちは。

ネイサンです。

 

 

最近、やろうと思えば

ベッドから1mmも動かずに

ビジネスが完結してしまうことに

気づいてしまい…

 

運動不足まっしぐらです。

弛まぬよう、

あらためて、身も心も引き締めようかなと。

 

 

さて、

今回のコラムは

僕が会社員時代、

 

電車に乗ってた時に

盗撮してるおじさんが居たので

それを被害者と一緒に

撃退した時の話しです。

 

 

結論、

〝自身の欲を

コントロールできない人は

破滅する〟

です。

 

 

今回のコラムも

初級者から上級者まで

ビジネス視座が上がるよう

設計してますので

 

是非最後までお付き合いください。

 


 

1.ほんとうにあった電車の怖い話

2.盗撮おじさん撃滅波

3.ストレス大国:日本

 


 

 

 

1.ほんとうにあった電車の怖い話

 

盗撮おじさんを

撃滅波するお話の前に

僕の少年時代の話をさせて下さい。

 

 

子供の頃、

僕は周りの大人達から

 

あの女優に顔そっくり!

可愛い顔してるねぇ〜

褒められて、

 

カッコいいが正義!の

年頃ということもあり、

内心複雑でした。

 

(褒められるのは良いけど、

可愛いってなに?

それ男子にいうこと?!?!)

 

 

振り返るとどうやら、

昔の僕は

女性顔だったみたい

なんです。

 

(今は普通のおじさん顔)

 

 

そんな複雑な感情のまま、

思春期を迎えました。

 

 

僕の実家は、

億越えの借金があり、

新しい服はなかなか買えません。

 

 

いつも親戚や

母の友達の家から貰う

お下がりの服を着てました。

 

 

まあ、正直、

古着ブーム真っ最中だったので

そこまで

気にはしませんでしたが、

 

やっぱ一着くらいは

当時小柄な自分でも

着れるカッコいい服を

買いたいな…

 

 

そんな思いが日に日に増して、

ある年のお正月、

遂にそのタイミングは

訪れたのです。

 

 

なんと、奇跡的に

父親の友達や

親戚から

高額なお年玉を頂いたのです。

 

 

総額:5万円

生まれて初めて、

諭吉さん5人と対面したあの衝撃は

この先も忘れないでしょう。

 

 

いつもなら、

お年玉なんてもらえないか

もらったとしても、

貯金に回されるかの

どちらかで、

 

 

「もう中学生なんだから、

自分で上手に使いなさい」

と父の口から神の声が

聞こえました。

 

 

やった!

やっと生まれて初めて、

新しい服が買える!

正直、舞い上がってました。

 

 

どうせ、買うなら

原宿がいいな!

行ったことないし!

 

こうして、

僕は親友を誘って、

原宿へ服を買いに

行くことにしたのです。

 

 

そして、時は進み、

買い物当日。

 

友達「せっかくだし、

原宿で待ち合わせな!」

 

僕「オッケー!」

 

ということで、

人生初の原宿に

人生初、単独乗車で

電車に乗ったんです。

 

 

少し遅刻気味、

各駅停車では、間に合わない。

 

自ずと急行電車に乗る

その選択肢しかなかったんですよね。

 

急行の満員電車、

痴漢が多いから気をつけて、

なんて親戚のお姉様から

言われていたんですが、

 

「いや、男だし大丈夫っしょ!

なんなら撃退してやんよ!」

 

と謎の自信に満ちてたんですね。

 

 

…察しのよい方なら

既にお分かりかもですが、

 

初めて乗った電車、

しかも満員電車で身動き取れない

(なんなら少し浮いてた)状況で

人生初の痴漢被害に遭いました。

 

 

…あんま、

思い出したくないんで

詳細は省きますが、

 

身動き取れないことをいいことに、

終着駅まで下半身を

めっちゃ触られました。

 

その出来事がショック過ぎて、

友達と合流した後、

服も買わずに

タクシーで泣きながら帰ったことを

覚えてます。

 

 

高校入るまで、

電車が怖くて

使えなかったです。

 

 

かなり

トラウマになりました。

 

 

その経験が

あるからでしょうね。

 

 

被害者が

泣くことになるような

性犯罪を目の当たりにすると

普段ヘタレな僕でも、加害者を

撃退したくなる欲が湧くんですよね。

 

 

盗撮おじさんを撃滅波した時も

怖かったですが、

そんな欲が強く出たから

行動に移すことができたんだと

思います。

 

 

 

 

2.盗撮おじさん撃滅波

 

電車の中で

トラウマを植え付けられた少年は

そのまま大人になっていく。

 

 

盗撮おじさん撃滅波XDay:

 

 

その日は残業を

それなりにして帰ったので

夜22時をまわってました。

 

 

生ぬるい空気が

電車内を包み、

業務の疲労感が増す。

 

 

そんな夜の電車の中。

 

既にピークを過ぎたのか、

横並びの座席も空き、

座り放題です。

 

 

電車に乗ると

連日残業の疲れもあった為か、

空いてる座席に座り、

 

 

自分の降車駅に着くまで

少しの間休息をとろうと

目を閉じました。

 

 

しばらく規則正しい

電車の移動する音を聞きながら、

 

明日の仕事のことを

考えていた時、

 

 

パシャッ

 

 

と写真を

撮影する時によく聞く

音が僕の耳に届いたのです。

 

 

一瞬、僕が盗撮されてるのか!?

 

と思い、

急いで目を開け

あたりを見回すと

 

 

僕が乗ってる車両に2人の影が。

 

 

1人は寝ている女子高生。

 

 

もう1人は彼女が

起きないことを良いことに

あからさまに撮影するおじさん。

 

 

はい、

この時点でアウトですが、

その女子高生、

なんと座り方が

 

 

戦国武将も驚くほどの

大股開きに座っていて、

ご自身の下着が

あらわになってる。

 

 

え?まじで?

何この状況…

 

 

人って非日常な光景を

目の当たりにすると

思考って停止するんですよね。

 

 

この時、腹の底から

実感できました。

 

 

数秒間の思考停止後、

 

ふと、我に返って

辺りを見回すも、

同じ車輌に乗車してるのは

その2人と僕のみ。

 

 

車掌が来る気配0。

 

 

またまた、

人って…のくだりになりますが、

突拍子のない状況に

出くわすと、

 

更に突飛な行動に

出てしまうものみたいです。

 

 

何を思ったのか、

女子高生の撮影に

夢中なおじさんを

夢中で撮影し出したんです、僕。

 

 

多分、

目には目を

歯には歯を

盗撮には盗撮を

 

みたいな

心理が

働いたんだと思います。

 

 

(この時点でまだ半分

思考は停止していたのかも)

 

 

女子高生と

あからさまに寝ている彼女を

撮影するおじさんを

 

 

一通りスマホカメラの

フレーム内に収め、

 

撮り終えた僕は、

この時、何故か

腹が立ってきたんです。

 

 

なんだ?

なんでこんなに

このオヤジに腹立ってるんだ?

 

 

…ああ、そうか。

 

 

同じ車輌にいる僕が

何も言ってこないと

思ってそうだからか。

 

 

言ってきても

余裕だと思ってる、

そう感じるからかな?

 

 

吐きそうなくらい

イライラしてきたのに、

頭はどんどん

冷えていき、冷静さを増していく。

 

 

僕は、

スマホの電話アプリで

3桁の数字を入力する。

 

 

「110」

 

 

その数字を

スマホの画面へ

表示し、

 

そろりそろりと

盗撮おじさんへ近づいていく。

 

 

「あの…おじさん?

何してるのかな?」

 

盗撮おじさん「!?」

 

 

あからさまに動揺してる。

 

「…盗撮は犯罪だよね?

通報されるか、

撮影物消して彼女に謝るか

どちらが良い?」

 

 

スマホの画面に表示する

〝110〟

を見せつける。

 

 

盗撮おじさん「う、う、うわぁぁあんッ!

ゆ、ゆ、ゆゆるしてぇえええ!!!」

 

 

彼女を撮影していた時の

紅潮した頬から

 

一転、

盗撮おじさんの顔は

青ざめていきます。

 

 

唐突に

泣き喚く彼を見て

少し拍子抜けしました。

 

 

もっと開き直って、

殴られることまで

想像していたので。

 

 

その泣き声で深い眠りから

被害者の武将女子が

目を覚ましたんです。

 

武将女子「…何事?」

 

 

…………………………………………

 

武将女子に

僕が見たすべてを説明した。

 

武将女子「う〜ん…

ちょっとよく

分からないんだけど、

 

要するに、あたし、

盗撮された?」

 

 

「うん、そう。

しかも…その、パンツを」

 

 

盗撮おじさん「ひぃぃ…

す、すみませぇん…」

 

 

盗撮おじさんは床に正座し、

とても綺麗な土下座をしている。

 

 

とても綺麗な土下座だなぁ…

 

 

「…とりあえず、どうする?

このまま警察に引き渡すことも

可能だけど…」

 

盗撮おじさん「ひぃ!?け、けいさつは

勘弁してください!!!

 

家族が、こ、子どもも

まだ小さいんですぅ…」

 

 

 

そこから、盗撮おじさんの

身の上話が始まった。

 

ローンを組んで

家を作ったこと、

 

あと15年もローンが

残ってること、

 

管理職をしていて、

上司からも

部下からも

あたりが強く、

 

 

かなり辛い日々を

過ごしてること、

 

 

小学生の子供がいること、

 

ストレスで

禿げかかってること、

 

 

日々のストレスと

性的な欲求から

つい魔がさしてしまったこと…

 

 

泣きながら弁明していた。

 

 

それを静かに聞いてた

武将女子高生は

短くため息をつき、

鋭い目つきで口を開く。

 

 

武将女子「…はぁ…。

とりあえず、

おっさんのスマホ貸せ。

ロックは外せよ」

 

 

盗撮おじさんは言われた通り、

スマホの画面ロックを外し、

武将女子に

自身のスマホを渡す。

 

 

武将女子は、

素早く渡されたスマホを

操作して、

盗撮おじさんに投げ渡す。

 

 

武将女子「…写真は全部

削除させて貰ったよ。

あんたさぁ…

 

小さい子供に胸張って、

今やったこと話せんの?」

 

盗撮おじさん「い、いえぇ…

話せません…」

 

武将女子「奥さんにも

申し訳ないと思わんの?」

 

 

盗撮おじさん「お、思いますぅ…」

 

武将女子「ドゲザッ!!!!!」

 

盗撮おじさん「す、

すいませんでしたぁぁあ!!!」

 

正座のまま武将女子を見上げていた

盗撮おじさんは再び土下座をする。

 

 

とても綺麗な土下座だなぁ…

 

武将女子「次の駅で降りな」

 

次の駅に着き、

駅のホームに降りた僕ら3人は、

 

駅員に事情を説明して、

駅前の交番から

警察をすぐに呼んで貰った。

 

 

盗撮おじさんを

引き渡す前に

 

武将女子は

おじさんの耳元で何かを

囁やく。

 

 

その囁き声を聞いた

おじさんは項垂れながら

警察と一緒に交番まで

歩いていった。

 

 

その様を見た僕は、

欲やストレスを

コントロールできなければ

明日は我が身だなぁ、と

認識を改める。

 

 

これで一つの家庭は

終わりを迎えるのかなぁ、と。

 

 

武将女子「あ、お兄さん!

ありがとうね。

お兄さんがいなかったら

傷ものにされるとこだったよ」

 

 

武将女子が駆け寄ってきて

お礼を言ってくれた。

 

1番の被害者なのに、

律儀だなぁ…

 

「い、いや。礼には及ばないよ。

そ、それはそうと、

あのおじさんの耳元で

囁いたのはなんだったの?」

 

武将女子「ああ、あれ?

たぶん、

証拠不十分になるから

すぐ釈放になるけど、

次はないよ。って言っただけ」

 

最近の女子高生は怖い。

 

僕は素直にそう思った。

 

 

「あ、そうだ。

あのおじさんが君のこと

撮ってる場面を、

僕も証拠として撮ってるんだけど、

いるかい?」

 

武将女子高生は

首を横に振る。

 

 

武将女子「ううん。いらない。

あのおじさんは多分、

二度とやらないと思うし。

 

それに、あのおじさんが

捕まったら、

おじさんの子供や奥さんも

悲しむでしょ?

 

それは消しといて」

 

 

彼女の言う通り、

その写真はその場で消去した。

 

 

その後、

交番で事情聴取を受け、

 

女子高生を迎えに来た

親御さんと一緒に帰路に着く

武将女子の密かに震える背を見送り、

 

僕も帰路に着いた。

 

 

あの女子高生の

年に似合わぬ寛容さと

優しさや勇気を

思い出して、

 

日本の若者も

まだまだ

捨てたもんじゃないな、と

感じながら。軽い足取りで。

 

 

3.ストレス大国:日本

 

 

ホント怖いですね。

 

盗撮やら痴漢やら…

 

やる方は

ただストレス発散や

自分の欲の発散を

する行為かなと思いますが、

 

 

やられる方は

やる方が思う数百倍、

 

大きな心の傷を

負うことになります。

 

 

欲をコントロール

できず捕まった場合、

 

盗撮は

一年以下の懲役、

または100万円以下の罰金

 

 

痴漢は

6ヶ月以下の懲役

または50万円以下の罰金

 

 

となります。

(1番軽い罰の内容)

 

 

被害者のことを思うと、

前科はつきますけど、

ちょっと軽いなぁ、と

思うんですよね。

 

 

世の中冤罪とかもありますが、

 

ほぼ、自発的かつ

意図的にやってしまう人が

多くいるのかな、と。

 

 

それも原因は

日本社会の構造が

 

そもそもストレスを

生みやすくする構造に

なってるのかなと。

 

(賛否両論あるかもですが)

 

 

高度経済成長期から

ほぼ変わらぬ体制の日本。

 

 

正直、

煽りを受けるのは

いつも最後は国民です。

 

 

あるかないか不明の借金を

免罪符に

考えなしで税金を上げ、

国民の生活を苦しめる。

 

 

物価は上がるけど

給与は変わらぬまま、

大多数の皆様の心を

ギスギスが蝕む。

 

 

このまま国が

国民をいたずらに疲弊させて

経営破綻を起こさないことを

心よりお祈り申し上げます。

 

 

欲をコントロールできないと破滅

 

 

は、何も国民だけの話ではなく、

国に対しても言えることですよね。

 

 

その破滅に巻き込まれないよう、

僕ら国民は、

個人の強化に努めて、

 

共倒れしない道を

模索する必要があるかなと。

 

 

例えば、

自身の月収を上げる為に

ビジネス視座や戦略、スキルを得る為に

脳みそに投資するとか。

 

 

僕も、僕の周りの

億を越える年収の

起業家さん達も

 

結構、危機感持って

脳みそに投資する方は

非常に多いです。

 

 

そういうのを見てると

日本って結構

危うい状況にあるなと

感じてしまうんですよね。

 

 

くわばら、くわばら。

 

 

さて、今回のコラムをまとめると、

 

結論、

自身の欲を

コントロールできない人は

破滅する

となります。

 

 

かなり尖った内容になってしまい

恐縮ですが、

 

明日は我が身、と思って、

色々備えられたらな、と。

 

 

 

備えあれば、

結果は自分で変えられる。

 

 

少なくとも僕は

そう信じてます。

 

 

人である限り、

欲は消えません。

 

 

であれば、

欲は悪い方向に

燃やすのではなく、

 

良い方へ燃やせれば、

幸せを掴むことも

できるのではないか?

と思うのです。

 

 

〝欲に良し悪しなし。

あるのは良し悪しな結果だけ〟

 

 

では今回はここまでと

させて頂きます。

 

 

ではでは。

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内山

月収入7桁万円の事業主/大学中退/元月労働350h平均のブラック企業社員/ 実家は億越えの借金持ち(返済ずみ)/子供の頃から心がボロボロだったけど、 愛ある家庭と経済的自由を手に入れ、救われる/ 幸福と感謝を周りに還元する為、 現在は誘われたプロジェクトに参加しつつ、 情報発信を通して経済自由人を輩出する活動に従事

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