一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

本日は介護業界について書き込みたいかと思います。

常に人手不足な状況に落ちております。先月もお二人退職してしまい入社はゼロでした。賃金が安いのもありますが何より体力面や精神面に支障をきたしてしまうことが多いです。

年収も300〜多くて400くらい実家も寺院を運営しておりますが墓地購入する方の年収を聞いてみると600〜800という方が多いです。

収入においては他の企業の半分位です。

ボランティアなのかなと思ってしまう程の金額です。

お客様の言う事は尊重しなければなりませんが中には無理難題な事も言われます。

お客様第一で考えないとなりませんが私達介護職員や看護師は奴隷ではないです。

訪問する時間帯も何時と決められてますが他の職種をみると何時〜何時迄の間と時間の幅を取ってますのでそうして欲しい部分もあります。

ケアをして良いケアをしていてもお客様が嫌だと思う事をしてしまえば虐待になってしまうと聞いた事があります。

その線引きはどこにあるのでしょうか?

褥瘡の処置、服用しなければならない薬その患者様が嫌がって無理やりやってしまえばそれは虐待になると思いますがそれを行わなければ生命に関わってしまう事にも関わらずそれを行ってしまえば虐待になるのでしょうか?

お客様の尊厳を第一主義ならば相手が嫌がる事をしてしまう事は果たして自己満足の世界なのか生きる手助けをしているのかがわからなくなってしまいます。

どんなに努力しても努力は認められますが評価には繋がらないこの業界に未来はあるのかなと考えてしまいます。

いずれわたしは寺院の方をメインにして営んで行きますが他の職員さんなんかをみると可哀想になってしまいます。

退職金がない所が多い介護業界人手不足をどう改善して行くのかそして賃金も上げて退職金も貰える様にして貰えないと益々退職者が後をたたない様な気がします。

介護職で働く人達は皆将来は生活保護者になってしまうのかなと思います。

選挙の時だけ介護や医療の話をするのでは無くもっと介護保険法をお客様やそこで働く従業員の為にも国が考えて欲しい物です。

少子高齢化が進むにつれてこの業界に人は入って来るのかなと不安で致し方無いです。

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白井 將和

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