一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • ずっとダイエット食を続けなくていい

ずっとダイエット食を続けなくていい

ずっとダイエット食を続けると代謝の低下が起こりやすくなります。ストレスも溜まって痩せやすくなる‥

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51名を対象に、「 16週間のダイエットを継続」した群と、「 2週間ダイエット ⇔ 2週間普通の食事」を 8サイクル繰り返した群(トータルで 30週間)とで比較した実験があります。

その結果、 16週間ダイエット継続群は体重の低下が平均 9. 1 kgだったのに対し、サイクルダイエット群は平均 14. 1 kgの体重低下でした。

また体脂肪減少は 16週間ダイエット継続群が平均 8. 0 kgだったのに対し、サイクルダイエット群は 12. 3 kgでした。除脂肪体重の減少は両群に差がありませんでした。

重要なのは安静時代謝の低下率です。 16週間ダイエット継続群は安静時代謝が 749 KJ (約179 kcal)低下したのに対し、サイクルダイエット群の低下は 360 KJ (約86 kcal)の低下に抑えられたのです。

多くのダイエットにおいてプラトー(停滞期間)が存在しますが、このサイクルダイエットにおいては継続的に体重を減少させることができています。

2週間程度のダイエットでしたら、代謝がそれほど低下することもありません。そして次の 2週間を普通に生活し、また 2週間ダイエットするという繰り返しでしたら精神的なプレッシャーもありませんし、健康的にダイエットを継続することができるはずです。

肥満マウスの実験ですが、摂取カロリーを通常の 82%に抑えて継続的にダイエットさせた群と、 5 ~ 6日間 82%に抑えてから 1 ~ 3日間、好きに食べさせた群とで比較し、 12週間様子をみました。その結果、どちらの体重の減少や脂肪量、インスリン抵抗性などにおいて大きな違いはなかったのです。

この結果から考えると、無理にダイエットを継続するのではなく。週 5 ~ 6日ダイエットをしたら、週 1 ~ 2日は好きに食べるというようにしても、結果は変わらないということが言えそうです。

ということで、ある程度の長きに渡ってダイエットをするつもりなら、意識的にチートを入れるようにしたほうが良いものと思われます。

もちろん代謝の低下が感じられなければ無理にチートする必要はありませんが、停滞が感じられるようだったら迷わずチートして問題ありません。」

—『ダイエット -実践編- 山本義徳業績集』山本義徳著から引用

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今までの自分のダイエット経験、指導経験から考えても代謝の低下は起こると思います。

なので、週に1日好きなものを食べる。残りはダイエット食にする。これぐらいゆる〜くダイエットすることをおすすめします☺️🔥

好きなものを食べる時は、2つのパターンがあります。

① 代謝の低下を防ぐことを目的にする

② 好きなものを食べて、リフレッシュ

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① 代謝の低下を防ぐことを目的にする

代謝の低下を防ぐ為には、カテゴリー1を沢山食べる必要があります。肝臓に蓄えられている糖質量が減ると代謝低下が起こりやすくなります。

カテゴリー1を食べると肝臓に糖質が貯蔵され代謝低下を防ぐことが出来ます。

具体的な量は、あまり気にしなくて大丈夫です!とりあえずカテゴリー1をお腹いっぱい食べる。これでokです🙆‍♂️

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② 好きなものを食べて、リフレッシュ

このやり方は、代謝の低下を防ぐことを目的にしていません。好きなものを食べてリフレッシュしてダイエット食を継続する為に行うやり方です。

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まとめ💡

・ずっとダイエット食を続けていると代謝の低下が起こりやすくなる

・長期的に考えるなら2週間ダイエット→2週間普通の食事を繰り返す

・1週間単位で考えるなら1週間に1日好きなものを食べる。

・代謝低下を防ぐ目的ならカテゴリー1を沢山食べる。

・リフレッシュ目的ならダイエットのペースは遅くなるが、好きなものを食べる。(行動継続が1番大切なので)

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土田 祐也

ストレスフリーパーソナルトレーナー土田ゆうや 総合フィットネスジムで約7年勤務→現は、独立して五反田パーソナルジムを開業。パーソナルトレーニングを気軽な物にしたいと思い入会金なし 単発制でサービスを提供させて頂いています。(五反田パーソナルジムって名前ですが、目黒、渋谷、新宿、池袋でも実施可能) SNS総フォロワー数10万人越え。予約の取れないパーソナルトレーナー。  

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