「とりあえずログ見よう」がエンジニアの合言葉。しかし、いざ見てみると大量の出力に埋もれて肝心の情報が見つからない。しかも肝心なタイミングに限ってログレベルが低すぎて詳細が記録されていない、あるいは高すぎてノイズだらけ。ログの出力形式もバラバラで「誰がこのフォーマットにしたんだ」と嘆く羽目に。さらに、本番環境のログは「見れるけどダウンロード禁止」「〇〇さんの承認が必要」などの制限で確認までに一苦労。結局、「ログを見ればわかる」は“ちゃんと整備されていれば”という前提付きの幻想だったと気づかされるのだ。