SalesforceのLWC(Lightning Web Components)のlightning-datatableのデータ更新についてです。
lightning-datatableではインライン編集によるデータ更新と、レコードをチェックボックスで選択してボタンで更新する2パターンが実現可能です。
今回はインライン編集の方を紹介いたします。
インライン編集では、draft-valuesプロパティやeditableプロパティ、suppress-bottom-barプロパティを利用します。
draft-valuesプロパティは、インライン編集でまだ保存されていない値を一時的に保持するためのプロパティです。
ユーザーがデータを編集すると、その変更内容は自動的にdraftValuesに反映されます。
event.detail.draftValuesで編集された値を取得してJavaScript側で更新処理をします。
editableプロパティは、データテーブルをインライン編集可能な状態にするための属性です。
suppress-bottom-barプロパティは、テーブル下部に表示される「保存」「キャンセル」ボタンを非表示にする属性です。
上記プロパティを利用してインライン編集でのデータ更新を実現します。