一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • フリーランスが入るべき保険

フリーランスの方が検討すべき保険は、会社員のように会社が守ってくれる制度がない分、自分でリスクに備える必要があります。以下に「入るべき・検討すべき保険」を目的別にまとめます。

 

フリーランスが特に検討すべき保険

 

1. 医療保険・入院保険

病気やケガで働けなくなったとき、治療費や入院費をカバー。

  • ポイント: フリーランスは休業中の収入が止まるので重要。
  • 【例】楽天生命、アクサダイレクト、都道府県民共済 など。

 

2. 就業不能保険(所得補償保険)

病気やケガで働けない期間の生活費・収入を補う。

  • 会社員の「傷病手当金」の代わりになる保険
  • 【例】損保ジャパン、東京海上日動、楽天生命など。

3. 賠償責任保険

仕事のミスや納品物の不備でクライアントに損害を与えた場合の補償。

  • IT系・デザイン系・コンサル系のフリーランスに特におすすめ
  • 【例】フリーランス協会の賠償責任保険(会員向けに自動付帯)

 

4. 個人年金保険・小規模企業共済

将来の老後資金準備のため。

  • 小規模企業共済は節税効果も大きく人気
  • 【例】中小機構の小規模企業共済、民間の個人年金保険

 

5. 労災保険(特別加入)

業務中・通勤中の事故に備える。

  • 建設・運送・一部の危険作業系のフリーランスは加入可能
  • 【例】各都道府県の労働基準監督署経由で加入

 

フリーランス協会やITフリーランス向けの団体保険もコスパ良くておすすめです。月会費だけで賠償責任や所得補償が付くこともあります。

国民健康保険 + 国民年金の基本加入は必須です。

 

まとめ

フリーランスは以下の保険を軸に自分のリスクに応じて組み合わせることが大事です。

The following two tabs change content below.

加藤 正弘

最新記事 by 加藤 正弘 (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア