読書をしていて、「どこが大事なのかわからなくなる」「読み終えた後、何も残っていない」と感じたことはありませんか?
そんな悩みにぴったりなのが、教育学者・齋藤孝さんが提唱する「3色ボールペン読書術」です。
ただ線を引くだけではなく、色を使い分けることで、読書がグッと深まり、自分の頭で考える力も鍛えられる読書法です。
◆ 3色ボールペン読書術とは?
使うのは、赤・青・緑の3色ボールペン。
それぞれの色に役割を持たせ、読書中にマーキングしながら読み進めていきます。
◆ 3色の使い方
🔴 赤:心が動いた「最重要ポイント」
自分の心が動いた場所にだけ赤を使うのがコツ。赤が多すぎると意味が薄れてしまいます。
🔵 青:客観的に大事な情報
冷静に「重要だけど感動はしなかった」部分に青を使います。
🟢 緑:自分の意見・疑問・連想
自分との対話を深める色。余白にメモを書き込むとさらに効果的です。
◆ なぜ効果があるのか?
3色に分けて読むことで、読書が「ただのインプット」から「思考のアウトプット」に変わります。
◆ 実際にやってみよう!
始めは無理に全部の色を使おうとせず、
「赤と青だけでもOK」からスタートして大丈夫です。
本の内容にしっかり向き合うことで、
「読む力」だけでなく「考える力」も鍛えられるのが、この読書術の最大の魅力です。
◆ まとめ
齋藤孝さんの3色ボールペン読書術は、
ただ読むだけの読書を、「自分の糧になる読書」に変えてくれるシンプルかつ効果的な方法です。
気になった本を読んで終わりにせず、
自分の中に落とし込んでいくための“読書の習慣”として、
ぜひ今日から取り入れてみてはいかがでしょうか?