一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

外壁の基礎と柱の入れ替えを大工さんにしてもらったので、外壁は一旦中断しています。
なぜなら、竹の油抜き作業を先にやる必要があるからです。

この物件は斜面に立っており、「急傾斜危険地域」に指定されています。20年ほど前にこの斜面に市が数か所アンカーを設置するため、家の土地の一部、すなわち斜面部分を市に無償貸与する契約を結んでおり、以降ずっと放置されていたようです。
そのため斜面には竹が鬱蒼と伸びていました。

今回、市が一回限りということで、2025年5月に竹を全て伐採してくれました。おかげでとても見晴らしがよくなりました。
その時に、伐採した竹の幹だけ100本ほど再利用するため取りおいてもらいました。家のリノベーションが終わったら、既存の汚いフェンスにその竹を取り付けて竹垣風にしようと考えています。

色々調べると、竹はそのままでは腐りやすく、油抜きをすることによって耐久性が向上し、年月とともに美しい白竹に変化して長い年月利用できると書いてありました。
竹の油抜き方法は乾式、湿式の2方法あるようですが、今回は竹の光沢がでて強度が増す乾式にしました。
火であぶる方法です。やってみると、直火で直接あぶると油はあっという間にでてきましたが竹に色むらができました。
炭であぶると油が出てくるまで少々時間はかかりますが、色が均一になったので、今後は炭であぶる方法で行こうと思います。

1日に10数本しか油抜きできず、100本もあると、相当日数かかりそうです。まだまだやることがあるので、気は焦るばかりですが、焦っても仕方ないと自分に言い聞かせ、まずは油抜きを7月中に終わらせることを目標に頑張ろうと思います。

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