連日34度を超える猛暑で熱中症のリスクも高まる今日この頃。
特に日中は外出する事も危険で屋内にこもりがちの方々が多いかと思います。
コロナを機に在宅勤務文化も定着し、自宅から業務が出来る機会も増えた為、更に外出の機会も減少。
そんな生活を続けていると当然ながら体型や自律神経にも変化が生じます。
先日、休暇を利用して長野県の上高地へ赴き、アーシングして参りました。
美しい空気と自然の中、爽やかな気候のもと、梓川沿いの森林を1時間近く歩いただけで心も体も癒され、普段の自分がどれだけ怠慢だったかと気づかされました。
上高地は松本駅からバスで2時間程度、新宿から松本があずさで2時間半強の為、片道5時間。
そう毎日行かれる距離でも無いので、現実の日常生活の中でいかに健康を保つかが重要です。
Yogaやストレッチ、筋トレ、夕方のランニングやウォーキングもお勧めですが、連休実家に帰省した際に、腰が痛いという父に頼まれてマッサージを施術した所、脚の筋力低下が著しく驚きました。
既に筋力低下している人に、Yogaや筋トレを教えても、そこまでの筋力が無い為、無理がありました。
そこで先ずは毎日1分×3セット、食事の前後等を習慣として「かかと立ち」を教えました。
青竹ふみが実家にあったので、今回はそれを使用し、つま先を竹に乗せ、かかとで真っすぐに立つ。
だいたいの人は腰がそっていて、父も然り。尾骨を内側に入れ、腹筋を意識し、胸椎を上に引き上げ、肩を開き、横から見て真っすぐになるよう踵で立つ。これが意外と筋力低下の方には難しいようで、先ずは椅子につかまりながら、1分行っただけでも、ふくらはぎやハムストリングスの筋肉痛を訴えていました。
踵で立つことでふくらはぎの筋肉が伸縮し、刺激が加わります。
「ふくらはぎは第二の心臓」とよく言われますが、クーラーで足先も冷えますし、先ずは自宅で歯を磨きながら、お料理をしながら、ふくらはぎの伸縮運動をし、姿勢を整えてみましょう。
焦ったり緊張している時は、肩は縮こまり、呼吸は浅く、全身に無駄な力が入ります。
逆に姿勢を整える事で、心も頭も体もリラックス出来、呼吸も自然と深まり、仕事の効率も上がり、健康を保つことが出来ると思いますので、暑さに負けず、日々の小さな努力を積み重ねましょう。