樹木葬(じゅもくそう)とは、遺骨を墓石ではなく樹木の下など自然の中に埋葬し、樹木を墓標とする葬法です。近年、日本でも自然志向や後継者不在などの理由から、選ばれる方が増えています。
樹木葬の主なタイプ
- 個別型:1本の樹木の下に1人または家族単位で埋葬(墓標が個別)
- 合祀型(合同埋葬):他の方の遺骨とともに埋葬(個別の墓標はなし)
- 里山型:本物の山林を墓地として活用。自然保護にもつながる。
費用の目安(※目安です)
- 個別型:30〜100万円程度(永代供養料含むことが多い)
- 合祀型:5〜30万円程度
- その他費用:納骨式の立ち合いや銘板プレートなどが別料金になる場合も
メリット
- 管理の負担がない
- 後継者がいなくても安心
- 自然に還るという精神的な満足感
- 比較的費用が抑えられる
デメリット
- 永久に個別で管理されないことも(特に合祀型)
- 墓参りがしにくい(場所が山中などの場合)
- 改葬(お墓の移動)が難しいことがある
樹木葬が向いている人
- 子どもや後継者がいない方
- 自然が好きな方
- 従来のお墓にこだわらない方
- 生前にしっかりと準備しておきたい方
The following two tabs change content below.
-
- 2025年7月28日
-
- 2025年6月24日
-
- 2025年5月27日