飲食店もご家庭でも、食中毒は年中気を付けなければなりませんが、特に夏場、気温と湿度が高い時期は、より気を付けなければなりません。
常温に放っておけば、すぐカビがはえてしまうので、家での管理も気を付けなければなりません。
食中毒予防の3原則
つけない(清潔、洗浄)
増やさない(迅速、冷却)
やっつける(加熱、殺菌)
これが守られていれば、だいたい防げます。
まず「つけない」が基本なので、手洗い、大事です。きちんとした手洗いをすると結構時間がかかるものです。よく泡立て、手のひら、指の間、手首、爪の間、流水でよく流し、使い捨てペーパータオルでふく、アルコールで殺菌。
あとは、調理器具の使い始めのアルコール消毒、使い終わった後の洗浄・殺菌、
まな板・包丁の使い分け、など。
食材の洗浄、施設の清掃、手袋は衛生的に装着。「つけない」ために気をつけること、たくさんあります。
「増やさない」
長時間放置しない、20分で細菌は倍に増えます。
また細菌は、高温多湿で活発になるので、低温で保存する。
10℃以下では増殖がゆっくりとなり、‐15℃以下では増殖が停止。
「やっつける」
ほとんどの食中毒菌は熱によって死滅するため、加熱処理が有効です。
中心温度85℃90秒。
私も、今一度職場で見直そうと思います。
皆様も、ご家庭で少しでもできることがあれば、気をつけていただき、食中毒を予防していただければと思います。