フリーランスエンジニアの逢坂です。
6月も終わり、情勢も落ち着くかなぁと思いきやまだまだ油断はできない感じですね。
ただ経済も徐々に回復の兆しを見せており、フリーランスとしても仕事が少しづつ増えてきている印象です。
かくいう自分も6月から新しい現場に参画しまして、リモートではありますが新しい現場で日々勉強の毎日です。
参画した現場ではITディレクターなる肩書きを戴くことになりました。
業務内容としてはWebマーケティングやSEO、アフィリエイトなどのWeb戦略を企画、遂行していくチームでのIT技術支援といったものになります。
今まではバリバリのエンジニアとしてコードを書いたり設計したりがメインだったのですが、今回企業戦略なども絡んだ企画、広報に近いポジションに参画したということで、一度企画やマーケティングについても勉強してみようと色々漁ってみました。
ということで、今回は勉強のため色々漁った中に見つけた、「図解 リーン・スタートアップ成長戦略」という本と、その中で提示されているリーンキャンバスというものについて軽くご紹介いたします。
リーン・スタートアップというのは字の通りスタートアップ、つまり起業時の事業計画策定などでの考え方を示しているものですが、
特に起業時に拘らず、新しい企画を立てたり、マーケティングの手を考える時にも使える考え方だなぁと思ったので参考にさせてもらってます。
リーンスタートアップについてざっくりとした説明をすると、通常事業計画を策定する際につくるビジネスモデルを、より視覚的に表したリーンキャンバスというものを作成。
それをもとに、ビジネスモデルの共有や検証などをしていくことでそのビジネスモデルは成長するかどうか、などを考えていこう、といったイメージでしょうか。
ターゲットや市場に対し、競合調査や収益性、成長性などを色々な指標を用いて検証していくことでビジネスの有効性と実効性を示せるのではないかと。
いちエンジニアとしてはなかなか実務で触れない部分ではありますが、企画担当やマーケティング担当から提案された新規案件について、どのような考えを持って検討されたのかを少しでも理解するためにはあっても良い知識だと思います。あとはいざ独立して起業しよう、となった時にも笑。
「図解 リーン・スタートアップ成長戦略」では、主要なビジネスモデルのケース毎に必要な指標の設定方法から検証、ビジネス立ち上げ後のスプリント管理の部分まで取り上げていて、実際に何か新しいことを始める際の計画策定に役立ちそうだな、と思いました。
詳しく知りたい方は、下記にAmazonリンクを載せていますので、ぜひご参照ください。
また、この本の作者が書いた前作「Running Lean ―実践リーンスタートアップ」ではリーンキャンバスの説明や書き方などが載っているそうなので、スタートアップに関わる方はこちらも読んでみると面白いかもしれません。
リーンスタートアップという言葉は今では結構広く使われているそうなので、ネットで調べてみても良いでしょうね。
■図解リーン・スタートアップ成長戦略
■Running Lean ―実践リーンスタートアップ