一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 鍼灸の歴史⑪

この時代の鍼灸を担った著明な医家としては、史記列伝に名を残す『難経』の著者扁鵲や、三国時代「魏志」に登場する華佗、『鍼灸甲乙経』を編纂(へんさん)した皇甫謐などが居る。

中世

代から代は医学全般の理論的な整理と内容の充実が図られ、後世金元医学と呼ばれる一つのエポックを形成した。金元医学の中心は主に湯液(生薬方)であり、ここに至り新たな薬方も多く登場した。これはやがて、江戸時代における日本の主流な医学の原型となっていくもので、古代から発展した煩雑な体表面の観察分類法(診断法)はやや簡便化され、実用的に整理されていた。

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酒巻 周史

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