一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 怪しいIT企業にご注意! 私が実際に引っかかりそうになった手口と対策

〜高額ホームページ契約で危ない目に…私が助かった理由〜

「助かった」経験を語ります

ある日、私はホームページ制作の営業を受けました。「集客力が上がる」「費用対効果は抜群」と聞こえはよく、最初は前向きに話を聞いていました。しかし、話が進むにつれて違和感が次第に強まり、最終的には高額な契約を回避することができました。

あのとき、少しでも流されていたら、数百万円を失っていたかもしれません。この記事が、同じような手口で不安な思いをしている方の助けになればと願って、私の体験談と対策をお伝えします。

【詐欺まがいの手口】こんな営業トークにご注意!

■ 営業トークの罠

  • 「今のホームページより集客が増えます」
    → あたかも効果が保証されているかのように断定されますが、実際には根拠が示されません。
  • 「下取りがあるから安心です」
    → 実質的に意味のない「下取り」を餌に、高額契約でも不安を和らげようとします。
  • 「与信審査が通っているなら問題ありません」
    → 与信に関する仕組みが不透明なまま、安心させようと誘導されます。

■ 契約書の罠

  • 口頭説明と契約書の金額が違う
    → 「72万円くらいです」と言っていたのに、契約書には300万円と記載されていたことに後から気づきました。
  • 与信が通らなかった場合の不利な条件が小さく記載
    → 「全額一括払い」という重大なリスクが、目立たない場所に書かれていました。

■ 契約後の対応の罠

  • 電話が繋がらない。返信も来ない。
  • 会社の住所を調べると、レンタルオフィス。実態が不透明。
  • 「実績を見せてください」と頼んでも出してくれない。
  • 質問をしても「契約書に書いてあります」の一点張り。

【私がやったこと】危機回避できた対策

■ 「おかしい」と思ったら、すぐに立ち止まる

違和感を覚えた時点で、「支払い」や「承認」は絶対にしませんでした。特に説明が不明瞭だったり、金額にズレがあるときは、その場で話を止める勇気が大事です。

■ 書面でのやり取りを徹底する

  • LINEやメールのやり取りは、すべて保存しました。
  • 電話ではなく、「書面で説明をお願いします」とお願いし、記録を残しました。

■ おかしい点を具体的に指摘する

  • 「契約書と口頭で金額が違います」
  • 「なぜ住所がレンタルオフィスなのか」
  • 「与信の仕組みを説明してください」

こうした点を一つずつ突きつけることで、相手の矛盾がはっきりしてきました。

■ 一人で抱え込まない

家族や知人に状況を説明し、冷静な意見をもらいました。また、専門家(弁護士・消費生活センター)にも相談し、正しい対応を確認しました。

【最後に伝えたいこと】

高額な契約や不透明な説明に出会ったとき、「おかしい」と思ったら、必ず立ち止まってください。

そして、一人で悩まずに、誰かに相談してください。

勇気を持って声を上げれば、必ず解決への糸口は見つかります。

焦ってサインしたり、支払ったりする前に、この記事が一つの判断材料になれば幸いです。

必要であれば、タイトル違いやサブ見出しを変えたバージョンも作成できます。ブログ投稿用やPDF化もできますので、お気軽にどうぞ。

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