1年の中で一番忙しい時期になりました。
浄土真宗は他宗とは違い迎え火や送り火は一切ない宗派になっております。
他宗ですと行燈、お供物等をお飾りいたしますが浄土真宗では一切お飾りしないです。
理由としてはご先祖様がお盆の時期に帰って来られると言われてますが浄土真宗では365日24時間ご自宅に帰って来ていると言われております。
家の中で人の気配はないけれど誰かがいた様な気がする時は御先祖様がご自宅に帰って来ている時です。
それもあってお仏壇には過去帳がございましてその中には故人様のお名前と命日と仏様から頂いた法名が授けられているかと思います。
仏の世界から今私達が住む世界は遠く離れてますがその過去帳の光を頼りにいつでもご自宅に帰って来ているのです。
決して亡霊、怨霊、では無く肉体は亡くなってしまいましたが今でもご家族様を見守って頂ける仏になられたのです。
それもあってこの記事を読んでもらい浄土真宗の方がいましたら是非過去帳を見て頂きたいです。
そこには必ず釋と言う文字が付けられていると思います。
それは釋迦如来のお弟子さんになられたと言う事です。
釋迦如来のお弟子さんになって皆様の事を見守ってくださる尊い存在になられたと言う証です。
必ず御先祖様が見守ってくれてます。
お盆だからこそお仏壇に手を合わせるのでは無く日頃が手を合わせる習慣があれば嬉しいですね!