■ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイス(DCUI)を
使用した ESXi Shell へのアクセスの有効化
ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイス (DCUI) を使用すると、
テキストベースのメニューを使用して、ローカルでホストとの対話を行うことができる。
お使いの環境のセキュリティ要件の下で、ダイレクト コンソール ユーザー
インターフェイスの有効化がサポートされるかどうか、慎重に評価する。
ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスを使用して、ESXi Shell への
ローカル アクセスおよびリモート アクセスを有効にできる。
ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスには、ホストに接続されている
物理コンソールからアクセスする。
ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイス、vSphere Web Client、ESXCLI、
またはその他の管理ツールを使用してホストに加えられた変更は、1 時間ごと、
または適切にシャットダウンされたときに、永続的なストレージにコミットされる。
コミットされる前にホストに障害が発生すると、変更内容は失われる場合がある。
1.ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスで、F2 を押して
システムのカスタマイズ メニューにアクセスする。
2.トラブルシューティング オプション を選択し、Enter キーを押す。
3.[トラブルシューティング モード オプション] メニューから、
有効にするサービスを選択する。
・ESXi Shell の有効化
・SSH の有効化
4.Enter キーを押してサービスを有効にする。
5.ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスの
メイン メニューに戻るまで、Esc を押す。
■ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスを使用した、
ESXi Shell および SSH アクセスの有効化
ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスを使用して、
ESXi Shell を有効にする。
1.ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスで、F2 を
押してシステムのカスタマイズ メニューにアクセスする。
2.トラブルシューティング オプション を選択し、Enter キーを押す。
3.[トラブルシューティング モード オプション] メニューから、
有効にするサービスを選択する。
・ESXi Shell の有効化
・SSH の有効化
4.Enter キーを押してサービスを有効する。
5.ESXi Shell のタイムアウトを設定する。
デフォルトでは、ESXi Shell のタイムアウトは 0(無効)となっている。
可用性タイムアウト設定は、ESXi Shell を有効にしてから
何分後までにログインする必要があるかを示す。
タイムアウト期間後にログインしていない場合は、シェルは無効になる。
タイムアウト期間が経過したときにログイン済みの場合は、
セッションが維持される。
ただし、ESXi Shell は無効にされて、他のユーザーが
ログインできないようにする。
a.トラブルシューティング モード オプション メニューから、
ESX Shell および SSH のタイムアウトの変更 を選択し、
Enter キーを押す。
b.可用性タイムアウト時間を分単位で入力する。
可用性タイムアウトは、ESXi Shell を有効にしてから
何分後までにログインする必要があるかを示す。
c.Enter キーを押す。
d.アイドル タイムアウトを入力する。
アイドル タイムアウト設定は、ユーザーが対話形式のアイドル
セッションからログアウトされるまでの許容分数を示す。
アイドル タイムアウトの変更は、ユーザーが次に ESXi Shellに
ログインする際に適用されるため、既存のセッションは影響を受けない。
6.ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイスの
メイン メニューに戻るまで、Esc を押す。