一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

今月の加入にあたり、現在もっとも力を入れている取り組みをご挨拶代わりに共有します。生成AIの本格運用は2025年4月にサブスク導入してからです。以降、アウトドア系/フィッシング・ライティングと大量写真管理を、速さと質の両立を軸に見直しました。

執筆ではAIを“丸投げ”せず、工程ごとに役割分担します。①取材メモ整理→②見出し案→③リード骨子→④本文ドラフト粗書き→⑤用語の一言解説→⑥キャプション素案――と小さく依頼し、人が仕上げます。さらに、アウトドアとフィッシングでプロンプトを分けて運用しています。
• アウトドア向け:体験の温度感・安全配慮・五感描写を重視(導入→体験→装備→安全→まとめ)。
• フィッシング向け:主に釣行記となるため臨場感を最優先。過去に自分で執筆した記事をチャットに読み込ませ、言葉遣いや表現を継承する方式で、口調・比喩・段落運びの“自分らしさ”を保ちます。

同時に、数万枚の写真から“欲しい数枚”を即座に探す画像解析ツールを内製中です。画像解析はPython+GradioでUIを組み、CLIP系モデルで画像とテキストの特徴量を作成、類似度で横断検索しています。UI作成やPythonコード作成、その実行環境の構築にも生成AIを活用し、雛形生成→人手で安全確認→改善の短いループで立ち上げます。日本語キーワード(例:「砂浜/波打ち際/投げ釣り/アユ」)は自動英訳して照合。しきい値・Top-N調整、CSV出力、Gradioでの目視チェックにより選定時間を大幅圧縮しました。加えて、主軸のソフトウェア研究開発ではNI社製LabViewで要求を実装する案件にも取り組んでいます。

今後もあらゆる情報源を利用しながら生成AIを使いこなせるように研究していきたいと考えています。

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