前回までで大まかなスタジオビジネスの収益構造は書いたわけですが、肝心の「じゃあ貴方のスタジオは?」というところに触れていませんでした。
実は自分のスタジオ経営手法は固定資産税上の特例を使って固定費を圧縮することで「平日でも貸し切りではなくシェア料金で案内できる」形態を取っています、その特例というのが「小規模宅地の評価減」。つまりスタジオとして貸し出してる建物に住むことで商業施設であるスタジオでなく自宅という扱いにしているんです。
単純計算で固定資産税1/6~1/3、住居費0ですから損益分岐点の計算基準を引き下げることができます、他のスタジオより稼働率が低くても問題が無くなる訳です。
そこに「あと◯年で解体ないしは売却する建物」という要素を組み合わせることで安価に誘客できるコスプレスタジオとして使いやすい施設とした、というところです。
他の古民家スタジオにも「自宅敷地内の旧宅を使っている」事例はあるので古民家スタジオ運営の鉄板手法と言えるかもしれません。