一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 病識と心臓リハビリ

日々、利用客の対応をしていると病識の理解が乏しい利用者とよく遭遇する。

病識とは患者自身が病的な状況にある事を自覚することをいいます。

病気の症状や特性などを正しく認識し判断できる事が重要で、治療の進み方に影響を与えます。

私が携わるリハビリ業界でも病識の理解は非常に重要で、特に循環器疾患の利用者に関しては、運動能力と運動耐用能を評価し

自身がどれくらいの運動(動作)ができるもしくはどれくらいの運動(動作)はリスクが高いことを、

利用者自身が認識しているかが重要となります。

在宅生活は非監視下での運動(動作)である事から病識の欠如がある利用者はリスクが高く、注意が必要です。

特に一人暮らしの利用者は心負荷に関して理解が必要で、根気強く説明を繰り返す必要があると感じています。

私が現在担当している利用者も心疾患のある利用者も複数名いますが人それぞれ病識の理解が違い、

特に自覚症状のない人は運動量のコントロールが難しいケースが多く、リスクが高いことで積極的な自主トレーニング指導ができない場合が多いです。今後も粘り強く理解を得られるような説明が出来るように工夫が必要だと感じています。

 

 

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淺野間 秀彦

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