一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

子どもたちの夏休みは、親にとっても特別な時間です。
今年も二人の子どもと一緒に過ごす夏休みは、あっという間に過ぎていきました。

旅行へ出かけたり、近所のプールで水遊びをしたりと、楽しい思い出がたくさんできました。
普段は学校や習い事で忙しい子どもたちと、朝から晩まで一緒に過ごす時間は、かけがえのないものだと実感します。

けれども同時に、毎日の生活リズムはどうしても子ども中心になり、仕事にじっくり向き合う時間を確保するのは簡単ではありませんでした。

特に大きな変化を感じたのは、毎日の食事です。
普段なら学校給食で済んでいるお昼ご飯も、夏休み中は毎日用意しなければなりません。

メニューを考えて、買い物をして、作って片付けて…。
気がつけば午前中の貴重な時間がすっかりなくなっていることもしばしば。

さらに子どもたちが「お腹すいた」と言うタイミングは驚くほど正確で、仕事に集中していても手を止めざるを得ません。
そんな繰り返しの中で、「ああ、夏休みだなあ」と実感する日々でした。

もちろん食事のことだけではありません。
子どもたちは元気いっぱいで、遊びたい盛り。

工作をしたり、ゲームをしたり、一緒に本を読んだりと、常に誰かの相手をしているような感覚です。
旅行やプールといった大きなイベントも楽しいけれど、日常の中で「一緒に遊ぼう」と言われる時間こそ、子どもにとっては何よりも大切な思い出になるのかもしれません。

親としては疲れることも多いですが、笑顔を見れば自然と頑張れてしまいます。

ただ、そんなふうに子どもたちとの時間を優先する一方で、仕事面では思うように進まないもどかしさもありました。
やりたいこと、進めたいことは山積みなのに、集中できるまとまった時間がどうしても取れない。

子どもが寝静まった夜に少しずつ片付けたり、早朝に起きてパソコンに向かったりと工夫はしましたが、やはり限界があります。
夏休みが終わった今、ようやく落ち着いて机に向かえるありがたさを噛みしめています。

子どもたちと過ごした賑やかな夏の日々は、私にとっても大切な思い出です。
けれども今日からはまた自分の時間を取り戻し、やるべきことに集中していきたいと思います。

夏の経験をエネルギーに変えながら、少しずつ前へ進んでいけたらいいですね。

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Takuya Horiba

2017年1月に独立し、現在はネット物販事業を営んでおります。

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