冷房や除湿を使ったエアコン内部は結露して、ホコリを養分とするカビが発生しやすい状態になっています。このままでは、エアコンを使うたびにカビの胞子を部屋中に撒き散らしかねません。カビが、鼻炎やぜんそく、皮膚炎や肺炎などを誘発することが問題になっています。アレルギー体質の方や、乳幼児や高齢者がいる家庭では特に注意しなければなりません。
また、ホコリが溜まったエアコンを使うと、空気の通り道をふさいでしまうため運転効率も悪くなります。フルパワーで運転しても「涼しくならない、暖かくならない」など、エアコンの効きが悪いと感じるでしょう。消費電力の増加で電気料金が上がる原因にもなってしまいます。また、エアコン本体の寿命を縮めるリスクにもつながってしまうのです。