こんにちは、永田です。前回の投稿でもご報告させていただきましたが、今回も保守フェーズの状況をお伝えしていこうと思います。
まず、体制となりますが、適材適所の役割分担で品質の高い保守対応ができる状態になっていると思います。要因が大幅に減少し必要最小限の人数で対応をしていますが、随時マルチな対応ができるように情報共有したり、知識ある方から教育していただくことで補え合っているかと思います。作業に関するマルチ対応は比較的に順調に進めらrていますが、業務的な知識やそのシステムの構成については縦割りでの知識となっており、横串での共通化や品質向上については十分に行われていない、と思います。この原因の一つの要因に私が含まれるのは間違いないと思っています。その理由は、自分の役割であるチームリーダとして、縦割りとなっているチームとの意見交換や情報共有の術や方法を十分に検討できていないこと、そのための場の設けがされていないためだと思います。それぞれのチームリーダーが主導で積極的に行動してアクションしていくべきではないか、という意見もあると思いますが、現在在宅勤務での作業が中心となっており、コロナ前の時のように気軽に意見交換がままならないようになっています。もしかしたら「その考え方が古い」と言われるかもしれません。在宅で姿が見えない状況で勝手に打合せの時間を作って強要してしまうことはないか、電話をして順調に進めていた作業を中断させてしまうことはないか、急ぎの作業の話ではないにもかかわらず連絡して相手に不快感を与えてしまわないか、といった危惧をしています。
そのような状況の中、親会社から更なる体制縮小をするよう指示があったとのことです。こちらの状況を鑑みず数字だけを見ての指示であることは分かっており、会社とはそういうものであることも理解しています。しかし、現場のメンバーとしてはそのための準備やメンバーの気持ちも察しての対応が十分でないと思っており、このままでは保守を継続していくのも難しくなってしまうのではないかと危惧しています。チームとして空中分解してしまうと思われ、その理由としては体制が変わることをその直前まで公表しないこと、公表したうえで今後どうなっていくのか、どのような引継ぎや教育をしていくのかが後手になっており不信感を募らせてしまうこと、となります。悪いニュースは早めに報告、相談するように会社に入った時に教わりましたが、その考え方は間違っていないと思い、なぜそれがプロジェクトでもできないものか、と疑問に思っています。
古い考え方かもしれませんが、結局会社であったりしても義理人情に世界だと思っており、お世話になった会社や人を無下にするものではないと思っています。しかし、逆に無下にされてしまっては、協力して作業をしてくことは難しく、どのような理由があっても縁を切る覚悟が必要になるのかもしれません。もしかしたら、そこには認識の齟齬があるかもしれませんが、これも在宅勤務が通常になってしまったことが原因かもしれないと思います。保守フェーズの報告もどこまで継続できるか分からなくなってきてしまいましたが、また次回の投稿でご報告させていただければと思います。