一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

毎月のように、テスト

長野県の中3生は、2学期になると

「総合テスト」

と呼ばれる定期テストが、毎月のように

行われます。

2学期中に行われる、4回の総合テストの

結果を踏まえて、受験する高校を決めていきます。

夏休みが明けた8月下旬、早速1回目の

総合テストが行われました。

100点近く下がる

「総合テスト」になると、

成績が大きく下降します。

今までの定期テストのような

「基本的な内容」中心のテストから、

「入試のような、応用中心」

の内容に変わるからです。

またテスト範囲も、指定された範囲でなく

「これまでに習った内容すべて」

が範囲となります。

「内容が難しくなり、範囲も広がる」

そのため、点数が大幅に下がります。

「100点近く下がる」

という風に言われますが、

実際に、今回のテストで100点近く

下がった生徒がいました。

これが

「夏休み中に勉強をサボっていた」

というのであれば、「自業自得」と言えますが、

「夏休み中に勉強を頑張っていた」

にも関わらず、100点近く点数が下がる

生徒がいます(むしろその方が多い)。

夏休みに、間近で生徒の勉強を頑張る姿を見ていた

自分としては、生徒が落ち込む姿を見せつけられる

この時期が、本当に憂鬱になります。

粘り強く

こうした厳しい結果を経て、

生徒たちは大きく2つに分かれます。

1つは「もう勉強しても無駄だ」

と言って、諦めてしまう生徒。

こうした生徒は、成績はその後も伸びず、

結果的に志望校を下げることになります。

もう1つは「なにくそ!」

と言って、更に勉強を頑張る生徒。

こうした生徒は、なかなか結果が出ませんが、

土壇場で伸び、最終的に志望校に合格していきます。

1回目の総合テストの結果を受けて、

今年の中3生の様子を見ていますが、

今年は「なにくそ!」と思って

頑張る生徒が多いような気がします。

まだまだこれからです。

受験生の「頑張り」に期待しています。

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猿田 典明

長野県安曇野市で学習塾をしております。主に小中学生を指導しています。

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