フリーランスになってしばらく経った頃、売上も少しずつ安定してきて、次に直面したのが“税金の壁”でした。
「え、こんなに引かれるの?」
そう思ったのが、私が“節税”について本気で考え始めたきっかけです。
色々調べる中で出会ったのが、「小規模企業共済」。
これは簡単に言えば、フリーランスや個人事業主のための“退職金制度”。
毎月積み立てた掛金は、なんと全額が所得控除になるんです。
最初は月1万円から始めてみました。
ですが、売上見通しがわかってきた10月あたりから急いで満額84万控除にシフトチェンジ。
今では掛金MAX(月7万円)で満額積み立てています。
理由はシンプルで、
① 節税効果が大きいことと
② 将来の“安心資金”になるから。
たとえば年84万円(7万×12)を積み立てると、年間でそれだけの所得控除が受けられます。
仮に所得税・住民税の合計が20%だとしたら、それだけで年間約17万円の節税になる計算。
しかもただの貯金じゃなくて、廃業時や老後に「退職金」として受け取れる。
一括受け取りなら退職所得扱いで税制優遇もあるし、分割受け取りなら年金扱いでこれまた優遇。
つまり、「節税しながら将来の自分へのごほうびを準備できる」ってこと。
毎年、税金の額に震えてる人
まとまった貯金が苦手な人
フリーランスで老後がちょっと不安な人
万が一の「事業廃業時」に安心感が欲しい人
「節税対策ってお金に余裕がある人がやるものでしょ?」
そう思ってた頃の私に言いたい。
余裕がないときこそ、将来のために“仕組み”を持っておくことが本当の安心につながる。
小規模企業共済は、そう思わせてくれた制度です。
自分の未来に“退職金”を用意してくれる、国が用意してくれた数少ない味方。
気になっているなら、オンラインから加入できるのでやってみてください。