美容業界の人材不足
いくつかの要因があります
労働条件の厳しさ
長時間勤務、立ち仕事が中心、休日・休暇の取りにくさなど。これで離職する人が出やすくなっています。
報酬、待遇の問題
特に若手・未経験者にとって、最初の給与・成長ステップが見えにくいということが多いようです。経験を積む前に辞めてしまうケースも。
若手が定着しない
一度働き始めても、希望と現実のギャップ(労働時間・給料・職場の環境など)で辞めてしまうことが多い。
一度離れて他業種に行く人も多くいますし、やはり長く続けられるのはごく一部なのでしょうか?
競争の激化
新規の美容室・サロンが増えているため、競争が激しくなり、人材確保や維持にコストがかかる。物価高・人件費高騰も追い打ちをかけています。
アシスタントや初級技術者にはこの辺の数字はあまり知らされないので、給料が上がらないと、ただ不満が増えるだけになってしまいます。
昨今の賃上げニュースを目にすると尚更。
対策としては、働きやすさを改善する(休日を増やす/勤務時間の見直し/福利厚生の充実など)ことで定着率を上げようとしているサロンもあります。
単発バイトのスタッフをスポット的にいれている所も見かけますが、その場しのぎなのは明確で、長期的に見ると解決はしないのかなと感じます。
まだまだ課題は山積みです。