日本の住宅ローン(変動金利)は、1980年代の高金利期に始まり、バブル期には基準金利が「8%前後」に達しました。
その後バブル崩壊と景気低迷で1990〜2000年代にかけて急速に低下し、1999年以降の【ゼロ金利政策・量的緩和】で長期にわたり低金利が続きました。
2016年の日銀のマイナス金利導入により市場金利はさらに低下し、変動金利は「0%台〜1%台」の低水準が長く続きました。
しかし、2022年以降の米欧の利上げと世界的な金利上昇の波は日本にも波及し、日銀の金融政策の修正もあり固定金利・変動金利ともに上昇傾向になっています。(特に2022〜2024年にかけての上昇が顕著)
総じて、1980年代の「高金利→バブル崩壊→長期低金利(ゼロ〜マイナス政策)→2022年以降の上昇局面」という流れが、1980〜2025年の大まかな変動金利の推移となっています。