ステイホーム
たしかにコロナ対策として必要だとは思いますが…
他の健康面で弊害がありますな…
昨日ご来院の40代女性の方。
「椅子から立ち上がる時に膝が痛いんです。力が入らずに起き上がれないんです。」
とのこと。
「コロナ太りのせいですかねえ~?」
いえ、違うんです。
膝って身体の中でも一番大きな関節で、着地の際の衝撃に耐えるため、体重の何倍もの荷重に耐えれるように出来ています。
お相撲さんぐらいに太った人以外は体重で膝に負担がかかる人ってそうはおられません。
その場合は足の使い方や足への荷重のかけ方がおかしく(大概の方は外荷重)なって膝にねじりを加えながら使っているからか、足の筋肉が衰えているかのどちらかです。
ですので膝が悪い方は施術で足の使い方や荷重のかけ方を修正して、足の筋肉をつければ整形外科で「加齢だからしかたがない」「変形しているからしかたがない」と言われた方でも結構良くなったりします。
よく言われる「一週間入院していたら立てなくなる」との話の通り、人の身体って使わないとすぐに衰えてしまいます。
特に脚力といわれる腰から足指を動かす筋肉は使わないとすぐに衰えるんですね。
「私、全然運動していないんです~」って方も、実は満員電車に揺られて都内まで通勤したり、週末のショッピングモールでのお買い物が意外といい運動になっていたりするんですね。
特に都内でよく移動するようなお仕事の方は想像以上に運動になっていたりします。
それがこのコロナ流行で、通勤は在宅勤務に切り替わり、旅行や遊びのための外出は制限、部活動やスポーツジムも閉鎖になりました。
買い物の必要なものだけ購入してすぐに帰る状態。
それが一ヶ月以上続いていると結構身体の衰えが現れます。
他のクライアント様も明らかにふくらはぎの筋肉が細くなった方もおられました。
あと多いのが呼吸が浅くなって、首肩回りがガチガチになっている人。
肩凝りはもちろん、頭痛やめまい、手のしびれなどを起こしたりします。
寝違えの原因にもなりますね。
これもやはり、コロナに対する不安や恐れによる心理的な緊張状態が呼吸を浅くしているのもありますし、大きな声を出すことが抑制されていること、自宅にこもりがちで運動が不足していることが大きな原因です。
ウィズコロナ時代、心身ともコロナとも上手く付き合っていく必要がありますね。
ホームオフィスでのイスや机の選び方を動画にしてみました。参考にしてみてくださいね。