フロート弁は液体の量を自動的に調整する装置で、主にタンク内の水位制御に使われます。浮き(フロート)が水位に応じて上下し、その動きがレバーやリンク機構を通じてバルブを開閉させます。水位が上がるとフロートも上がり、一定の高さに達するとバルブが閉じて給水が止まります。逆に水位が下がるとフロートが下がり、バルブが開いて給水を再開します。この仕組みにより、水の過不足を防ぎ、常に適切な水位が保たれます。