一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 散髪屋のサインポール

🌀【知ってた?】散髪屋さんのぐるぐるサインポールに隠された意外な意味とは?

こんにちは!
今日は、街でよく見かける“アレ”についてのちょっと面白い豆知識をお届けします。

そう、「赤・青・白」がぐるぐる回っている――
理髪店のシンボル 「サインポール」 についてです!

✂️ そもそも、あのサインポールって何?

散髪屋さんの前に立っている、あの回転するカラフルな柱。
普段あまり気にしていないかもしれませんが、実はちゃんと意味があるんです。

あの赤・青・白の3色には、それぞれ深〜い背景が…!

🩸 サインポールのルーツは「外科手術」だった⁉

実は、あのサインポールは中世ヨーロッパの「理髪外科医(バーバー・サージャン)」に由来します。

昔は、床屋さんが髪を切るだけじゃなくて、
• 抜歯
• 瀉血(しゃけつ:病気を治すために血を抜く)
• 簡単な手術

なんかもやっていたんです!
現代じゃ考えられませんよね…。

そして、そのときに使っていた 血まみれの包帯を巻いた棒 が、サインポールの原型なんです。

つまり…

「赤」は動脈の血、
「白」は包帯、
「青」は静脈の血(または空気や清潔さの象徴)

というわけ。

🌪 回転しているのはなぜ?

回る理由はシンプルに「目立たせるため」ですが、実はこれにも意味が込められていて、
•血が流れる様子
•包帯を巻いている様子

を表現しているとも言われています。
ちょっとグロいけど…興味深いですよね。

🇯🇵 日本でのサインポール事情

日本では明治時代に理容文化が入ってきたとき、一緒にこのサインポールも普及しました。
今ではすっかり「散髪屋さん=ぐるぐるポール」のイメージが定着していますよね。

ちなみに、

理容店(床屋)にしか置けない!

というルールもあって、美容室には基本的にサインポールはありません。

💡 今日のまとめ:散髪屋のサインポール豆知識
•あの3色には「血」と「包帯」の意味がある
•元ネタは中世の理髪外科医
•回転は「包帯を巻く」「血が流れる」の象徴
•美容室には置けない

普段何気なく通り過ぎている散髪屋さんの前も、
これを知ってからはちょっと違って見えるかも?

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松吉 正樹

まだまだ修行中の理容師です。 散髪屋に勤めつつ、週一で実家の散髪屋でも営業しています。

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