⚪︎月初は日銀の氷見野副総裁が早期利下げに慎重な姿勢を示したことや、自民党の森山幹事長ら党四役の辞意表明を受けて円売りが進み、ドル/円は一時149円台と約1ヶ月ぶりの高値をつける。当方もドル、ユーロ等で利益上げる。
⚪︎その後、日銀は年内利上げを排除しない、との報道や米国雇用統計の大幅下方修正を受けてドルは146円台まで下落。その後、高市氏の総裁選出馬報道によるリフレ回帰への思惑からドルは148円台まで上昇するなど方向感の無い値動きが続く。当方も積極的な取引は行わず。
⚪︎FOMCで0.25%の利下げが行われ、直後にはドルが145円台まで急落、当方は含み損であったドル/円のショートポジションをプラスで回収する。しかし、その後のパウエルFRB議長の「リスク管理の予備的利下げ」とのタカ派よりの発言によりドルは急速に値を戻す。当方が数ヶ月含み損だったポンド/ドルのショートポジションを損切りし150万円ほどの損失確定する。
⚪︎最終週は日経平均の大幅高や、自民党総裁選をめぐる情勢分析により財政拡大への思惑からドルは149.9円と8月以来の高値となる。ドル以外の通貨に対しても円安が進み、当方ペソ/円のロングなどで利益確定する。月全体では少額のプラスで終了。