フリーランスのテストエンジニアとして案件に参画する際、多くの場合「面談(商談)」があります。
これはいわゆる「採用面接」ほど堅苦しいものではありませんが、クライアント側は 「この人に安心して任せられるか」 を確認しています。
この記事では、テストエンジニアの面談でよく聞かれる質問と、その答え方のポイントをまとめました。
質問の意図
経歴を端的に説明できるか、論理的に話せるかを確認しています。
答え方の例
「〇〇年ほどテストエンジニアとして経験があり、直近では△△というシステムのQAを担当しました。得意分野はテスト計画の立案や自動化の導入支援で、特にAPIテストの経験が豊富です。本日は参画後にどう貢献できるかを中心にお話できればと思います。」
ポイント
経歴は長々と話さず「年数・分野・強み」を短くまとめる
具体的な技術や得意領域を1つは入れる
質問の意図
案件にフィットするスキルを持っているかを確認しています。
答え方の例
「Webシステムの機能テストを中心に、テスト設計・実施を経験してきました。特にユーザー登録や決済などの重要機能について、境界値分析や組み合わせテストを用いた設計を得意としています。」
ポイント
単なる「テストしました」ではなく、対象領域+手法+工夫 を具体的に話す
プロジェクト規模や役割も入れると説得力が増す
質問の意図
論理的な思考力や品質意識を確認しています。
答え方の例
「ユーザーがどのようにシステムを利用するかを想定し、優先度の高いシナリオを早めにカバーすることを意識しています。また、仕様書に書かれていないケースも洗い出せるように、過去の不具合事例やリスクベースの観点を加えています。」
ポイント
「どう設計するか」+「なぜそうしているか」をセットで答える
質問の意図
今後のプロジェクトで活かせるかどうかを確認しています。
答え方の例
「コードベースの自動化経験は浅いですが、MagicPodやSelenium IDEを用いてE2Eテストを自動化しました。今後はAPIテストの自動化なども習得したいと考えています。」
ポイント
経験が浅い場合でも正直に伝えつつ「学習意欲」を示す
質問の意図
シフトレフト意識を持っているかを確認しています。
答え方の例
「仕様レビューの段階から積極的に参加し、曖昧な点を確認するようにしています。また、テスト観点を早期に共有して、開発段階で気付けるようにしています。」
ポイント
「テスト段階で頑張る」だけでなく、「上流工程から関わる」姿勢を伝える
質問の意図
価値観やスタンスを確認しています。
答え方の例
「品質を守ることはもちろんですが、開発が円滑に進むようにコミュニケーションを大切にしています。単に不具合を指摘するのではなく、原因や解決策をチームで共有することを意識しています。」
ポイント
「品質」+「チーム貢献」の両面で答えると好印象
面談でよく聞かれる質問は、次の6つに集約されます。
自己紹介(職務経歴書を元に)
どのようなテスト経験があるか
テスト設計で意識していること
自動化の経験はあるか
バグを早期に発見する工夫
QAとして大事にしていること
大切なのは「具体的な事例を短くまとめて話すこと」と「学び続ける姿勢を見せること」です。
準備をしておけば、面談で落ち着いて自分の強みを伝えることができます。