一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

前回の続きをお話していきます。

 

第3段階 連想

『興味』の次にくるものは『連想』です。

それを使っているところを想像し、楽しさや快適さなど効用をイメージさせます。

『連想』とは、商品を活用している自分を想像させることです。そして、この『連想』をさせることによって人は『欲望』というプロセスに入ります。

新規接客では、「館内案内~商品提案」がそれにあたります。

 

第4段階 欲望

『連想』をさせることによって人は『欲望』というプロセスに入ります。

人間が持つあらゆる欲をさすわけですが、お金持ちになりたい、自由になりたい、健康でありたい、美味しいものを食べたいと数限りなく欲があります。そして、ある商品やサービスを目の前にして欲しいと思った時、人は、

これを手に入れたらこうなるかも!(快楽)  これを手にしなかったらこうなっちゃうかも!(苦痛)

という状況を頭の中でイメージします。つまり、手に入れたら『快楽』、諦めたら『苦痛』を考えてしまいます。

 

第5段階 比較

『欲望』だけでは、人は単純に『購入』という決断を行いません。

他との『比較』をすることで納得をしようとします。接客の中で、あなたの欲しいものより極端に高額なものを見せられたり、逆に安価なものを見せられたり、その商品の優位性をアピールしてきます。ウェディング業界では、他社比較などがそれにあたります。

 

第6段階 確信

『比較』をすることで、その商品の良さを認識しました。

そして、次に、その商品に対する安心感や信頼感を得ることで、その商品の良さが確信に変わっていきます。

 

第7段階 決断

『確信』を得ても支払いや親への確認という関門が残っています。支払いに対する躊躇に、分割・一括・クレジット、又は、申込み手続き、親への日程等の確認といったポイントで最後の関門を越え、購入の決断に結び付けます。

 

これらを理解した上で、新規接客に当てはめ、行っていきます。

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福代 梨沙

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