今回は生活習慣病に関して思ったことを書きます。
生活習慣病の代表例として、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心疾患(心筋梗塞など)、脳血管疾患(脳卒中など)、がんなどがあります。
身近なところで、先日親族から、がんになったとの連絡があり、抗がん剤での化学療法をスタートするとのことでした。私が不思議に思ったのは、ご本人は現在はとても元気そうで、病気と言われなければわからないほど、普段通りの日常を過ごしているようにみえたことです。むしろ治療をスタートすることで、病院の診断を受け気分が落ち、薬の副作用で健康を損ねるのではないかとすら感じます。
健康だけど元気がないひとがいます。健康ではないけれど元気なひとがいます。 それでは、健康のための健康とはなんなのでしょうか。
人生で大切なことは、健康である以上に、その人が元気に楽しそうにすることなのではないでしょうか。
病は気から、というように、元気に過ごせている人の不安をあおり、むしろ健康診断や人間ドックの結果で気分が落ち、免疫に悪い影響があるのではないかとすら思います。
また「生活習慣」病とは、薬や手術で治るものではなく、「生活習慣(その人の考え方、受け止め方、生き方)」をかえることでしか、根本的に解決しないと感じました。