例にも漏れず、自分もNISAもやっている。
やはり運用状況を見るのは楽しいから、特に開始初期の頃は頻繁にチェックしていた。
そしてトランプショックの局面、案の定下落し、株安円高に振れた。
長期投資家にとってはボーナスタイムだが、やはり一定量の人がドロップアウトするらしい。
ファンドの総資産額にもその様子が現れたようだが、こちらとしては面白くも謎だった。
ドルコスト平均法での長期投資の特性をしっかり理解していれば、売却などしないはずなのに、如何に短絡的で雑な人間が多いことか、と。
しかしまぁそういう人が一定量いることが、尚更株安を招いて、ボーナスタイムを長引かせてくれる。
資本主義経済の情報弱者層と一緒で、経済に貢献してくれているから、必要な存在である。
だから嘲笑するなどもっての外。
誰のお陰で利益を享受できているのか?
弱者の皆様である。
そしていつの間にやらダウは最高値更新しているし、当然の回帰。
年初一括投資スタイルにせず、無難な毎月コツコツドルコスト平均法にしているが、それでも運用益率は20%に届きそうな勢い。
これが長期となった時に何%に落ち着くのかも楽しみだ。
自分のように運用状況をチラチラ見る人間でも、原理原則を理解していれば、一過性のトレンドには惑わされない。
要は精神性だなと感じた。