近年、転倒に関与する因子として、前頭葉機能における遂行機能が注目されている。前頭葉機能を評価する検査法の一つにカラーストループテストがあり、遂行機能の中でも習慣的行為の抑制をみる検査である。
このストループテストを、集団体操やレクリエーションの中で簡易的に実施すると、参加者は楽しみながら行うことができている。
身体機能に対する体操も大切であるが、この様に身体を休めて頭の体操として行う時間も併せて行う事で受け入れも良好であり、今後も継続していく。