一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

土台敷工事
棟上げの前には土台敷という工事がある。土台敷で家の床組を作ると作業を行う。図面の寸法を基礎へ映す墨出しを始める。全体の建物の大きさ(寸法)を基礎へ映す際に基礎の上にしっかりと土台が乗っているか?の確認を行う。確認が済むと次に家のかねのて(直角)を出す。そして土台の墨を直角に出した後は各土台の寸法をメジャーもしくはスケールで図面の寸法通りに出していく。出した後は土台が乗る場所へ真っ直ぐ墨を出して行く。
基礎にはアンカーボルトというボルトが出ており、基礎と土台をしっかり連結させるボルトである。
各土台にアンカーボルトの位置を出し、ドリルにて穴を掘っていき、土台を据える。
土台の据え置きが終わるとアンカーボルトを締め付け連結していく。
次に大引という床の骨組みを設置する。その際910mmおきに束を立てて床が下がらないようにしっかりと固定し床の水平を確認していく。
土台敷は、構造によって様々なやり方があるが在来工法では、このやり方が多いと思う。

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峯 良太郎

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