メジャーリーグ通訳でギャンブル依存症が話題になりましたが、身近にいたと言うお話しです。私は町内の役員を11年させていただいています、役員さんも高齢化が進み数年前から若手になっていただこうと取り組んできました、その甲斐もあって数名ですが40代前半の人が入ってきました、役員でもいろいろな担当があり特に大変なのが市関係と会計です、前会計さんも長年やってきて、同じ人が会計を長くするものではない、不正などがないよう数年で交代した方がいいと提案し誰がするか会議が行われました、私が候補にあがりましたが、自分の事業の会計や子育て中なのを理由にお断りしました、そこで一番若手でしっかりした人に話が行ったところ快く引き受けてくれました。そらから2年半が過ぎた先日、会長から連絡があり今夜緊急会議をしたいとの事、内容は来てから話すと、何か町内で大問題でもあったのかと思いました、過去に緊急会議などなかったので、仕事を終えて公民館に顔を出すとまだ会長しかおらず、大変な事になったと…会計が亡くなったんだと言いました、私は病気だったんですかと言葉に出しました、彼は40代後半、しかし両手を首にあてる仕草、思考が追いつかずなぜの連続。会長から1枚の紙を見せられました、そこには〇〇会長様、町内会のお金を全て使ってしまいました、ギャンブル依存症です、1年はおとなしくしていましたが、全て使ってしまい敬老会などの支払いもしていませんと。まさか彼が?役員で通帳を確認すると残高8千円!帳簿は出鱈目。会計監査は確認したかったのか?ヤミ金にでも手を出したのか数ヶ月前から毎週引き出してありました。まだ調査中ですが損害額は多大、彼の義父が運送関係の社長ですので、損害金は全てお返ししますとの事、婿養子状態の彼でしたのでその会社で社長代理的な事をしていたようですが、会社自体も危ないのでは、何を思っても本人はもうこの世に存在しません、本当に人柄の良い人で誰も想像できなかった事、今は前会計さんが臨時会計と言う肩書きでやってくれていますが、後任を探すのも大変、まさかあの人が、あの人に限ってをつくづく思い知った次第です。