実装するにあたっての抽象化をどの程度すべきかについて報告します。
この抽象化というのはやっかいな概念で、どんなものでも抽象化すればよいというわけではないのが重要です。
例えば、どんなものも代入やロジックのようなものに分解記述できるのは言うまでもないです。
しかし、コードではそれは抽象が適切にできたとは言えません。
重要なのは抽象をする目的です。この目的の大きな部分に、人間が把握できるという要素があります。
人間が把握できる程度の抽象化すること、その人間というのもある程度の幅をもたせる必要があります。
そうしたうえでメモリ制約や速度制約なども考慮しつつコードは書いていく必要があります。
AIの普及によってこの部分がブラックボックスになるかそれとも逆によりよい抽象化がうまれるのかは定かではありません。
例えば車を運転するのに車の構造をどこまで知る必要があるでしょうか。ここで車がどこまで抽象化されているかを本気で考える必要があります。
エネルギーの種類もそれに似たようなものかもしれません。