今月おわりあたりから動画界隈でもよく名前を聞くのが「NanoBanana Pro」。
新しいAI生成ツールがでるたびに「画期的な進化」「ゲームチェンジャー登場」とか囃される最近の潮流の中でも
このツールは本当に本当に画期的かもしれません。。
日本語への対応が素晴らしかったりクオリティ面でももちろん従来より数段優れている印象ですが
何よりもこのツールは“軽さ”と“早さ”がちょっと驚くレベルかも。
結構簡単なプロンプトでもこれまでは5〜30秒程度かかることは当たり前でしたが、
「NanoBanana Pro」の場合、早い時は本当に1秒ちょっとでポン!と結構すごいの出てきます。
この速度のおかげで、プロンプトの試行錯誤や複数の画像生成→比較などをストレスなく行うことができてしまいます。
ちなみにこの画像も「NanoBanana Pro」で作成。

内容も具体的に指示はしていません「優位点を日本語の手書き風にまとめて」とだけ指示し、たぶん5秒かからず出てきました。
なので映像制作や広告制作の現場では、ラフ動画をとにかく早く形にしたい人たちが一気に飛びついてる印象です。
特にショート動画の企画段階では、細かい設定を詰めるよりも「まず一回動かしてみたい」という場面が多いので、
このクオリティでこの手軽さはめちゃくちゃ助かるはず。
それに、Premiere や CapCut と違って“装飾よりプロトタイプ重視”な設計なので、余計なUIに悩まされにくいのも良いところ。試してみると、プロンプト設計の良し悪しでAI生成の粗さが出ることも当然あるけれど、とにかく発想を広げる&表現を模索し完成への道筋を明確にするための“仮素材ジェネレーター”として、今月いちばん勢いを感じるツールかもしれません。