■ マンション・アパートのリフォームまとめ(大家向け)
【1】まずやるべき「費用対効果が最強のリフォーム」
家賃UPや空室対策に直接つながる部分です。
● アクセントクロス
• 安い・早い・見た目の印象が大幅アップ
• 1面だけで十分
• 家賃+1,000〜2,000円を狙える
● LEDシーリングライト新品
• 内見・写真の印象が劇的に良くなる
• 数千円で効果大
● 温水洗浄便座(ウォシュレット)
• 今は必須級設備
• 賃貸サイトでも検索項目として強い
• 入居率が最も上がりやすい設備の1つ
● TVモニターホン
• 女性・単身者のニーズが強い
• セキュリティ評価が高くなる
● エアコン交換(10年以上経過なら)
• トラブル防止・電気代の削減で入居者満足度UP
⸻
【2】築20年以上で検討する「中~大規模修繕」
建物の維持と、長期的な空室防止に必要。
● 外壁塗装
• 10〜15年周期で実施
• 雨漏り防止&外観改善で入居力UP
● 屋根防水
• 雨漏り前に必ずやっておく
• 放置すると修繕費が倍以上になる
● 給湯器交換
• 寿命は10〜15年
• 壊れると即クレームになるため計画的に交換
⸻
【3】家賃UPを狙える「価値向上リフォーム」
● システムキッチン入替
• 単身向け:15〜20万円前後
• ファミリー向け:25〜40万円
• 築古でも一気に現代的な見た目になる
● ユニットバス交換
• 40〜80万円
• 築30年以上の物件で効果大
• 家賃+2,000〜3,000円狙える
● フロアタイル(床材)
• 安くて高級感が出る
• 賃貸で一番“見た目の差”が出る部分
⸻
【4】大家がやりがちな“失敗リフォーム”
❌ 高級設備を入れすぎる
→ 家賃に反映できないのでコスパ最悪
❌ 全面リフォームしようとする
→ 効果の高い部分だけ十分
→ 小額で印象を大きく変えた方が利益が残る
❌ DIYで水回りや電気を触る
→ 入居後のトラブルや事故のリスク大
→ 結局高くつく
⸻
【5】最短で入居が決まりやすい組み合わせ(1K/1DK)
特に単身向けで効果抜群。
• アクセントクロス
• LEDライト新品
• ウォシュレット
• TVモニターホン
• フロアタイル
→ このセットで家賃+2,000〜5,000円が現実的。
⸻
【6】まとめ(大家向けの結論)
• まずは小規模リフォームで“見た目・使いやすさ”を改善
• 築20年以上なら建物全体の修繕を計画的に
• 大規模リフォームは家賃UPとセットで考える
• 高額リフォーム=正解ではない(回収できなければ赤字)