一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 安倍晋三は何を残したのか〜世界の真ん中で咲き誇る日本〜36

【対韓国外交】❷

2015年、オバマ大統領からの強い要請で、慰安婦問題の最終合意を取り交わした。強制連行など事実ではないことをよく知っている安倍総理は気乗りはしなかった。国内の保守派からは大きな批判を浴びたが、かアメリカを立会人にしたことで、もう二度と韓国側が蒸し返すことができないようにした。

しかし、大統領が朴槿恵から文在寅に代わると、またもや蒸し返してきたが、もう日本もアメリカも相手にしなくなった。安倍総理の徹底的な戦略的無視によって、反日的な言動によって支持率を上げようとしても、韓国側は打つ手を失っていく。

2018年、レーダー照射事件が起きる。哨戒中の自衛隊機に対して、韓国軍艦がレーダー照射してきたのだ。ミサイルを撃つ一歩手前である。どうやらこの時、韓国船と北朝鮮船が瀬取りを行っていたようだ。違法に戦略物資を洋上で渡していたところを、自衛隊機に発見されたため、追い払う必要に迫られ、レーダー照射したと思われる。

日本側は、戦略物資の用途を明確にするように採算に渡り求めるも、韓国は無視し続けていた。そこで、戦略物資の貿易最恵国(ホワイト国)から除外することを決定する。これにより、韓国は戦略物資の用途を明確に報告する義務を負うことになる。これは、韓国を他国並みの扱いにしただけの話だった。

韓国はこれに反発し、報復としてGSOMIAの自動延長をしないと発表。GSOMIAを破棄すると、日米韓の軍事情報の共有ができなくなり、一々アメリカを通して日韓は情報を収集しなければならなくなり、アメリカとしては迷惑千万な話だ。そんな暇はないのだ。

結局韓国は、GSOMIAを延長することにした。戦後レジームで長らく韓国にやられっぱなしだった日本だったが、安倍総理によって、その歴史も終止符を打たれた。

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア