一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • REST APIについて

REST API は、Web システム同士がやり取りするための“もっともシンプルで普遍的な設計思想”として広く使われている。

REST(Representational State Transfer)は、リソースを URL で表現し、そのリソースに対して HTTP メソッドを使って操作するという考え方に基づいている。

たとえば、データの取得には GET、登録には POST、更新には PUT、削除には DELETE といった具合だ。

これらの操作が明確に分かれているため、API の意図が直感的に理解しやすい。

REST の強みは、ステートレスであることにもある。

サーバー側がクライアントの状態を保持しないため、スケールしやすく、負荷分散にも向いている。また、JSON を中心とした軽量なデータ形式を扱えるため、Web やモバイルアプリとの相性も抜群だ。

さらに、URI 設計やレスポンスコードの使い分けといったルールが整理されていることで、API の品質や可読性が自然と高まる。

シンプルでありながら拡張性が高い REST API は、マイクロサービスやクラウド時代のアーキテクチャにおいて欠かせない存在となっている。

いまや REST を理解することは、現代の Web 開発を理解することと同義と言っても過言ではないだろう。

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M Y

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