平均顧客単価について
全体では平均顧客単価3000~5000円が最も多く25.6%という結果でした。1001円~3000円の層が16.6%、5001円~7000円の層が13.2%と、3000円~5000円を中心とした分布となっています。
今回の調査結果から、EC市場においては、3,000円~5,000円の顧客単価が中心となっていることがわかります。これは、EC市場が多様な商品カテゴリで構成されており、低価格帯の日用品から高価格帯の家電まで、幅広い商品が販売されていることを反映していると考えられます。
この結果を商材カテゴリごとに分析してみると下記のような結果となりました。エンタメグッズとアパレルのECは、平均顧客単価が5,000円以上の事業者が7割以上を占めており、他の商材カテゴリに比べて高単価な傾向が見られます。エンタメグッズは、限定商品やコレクターアイテムなど、希少価値の高い商品が多く、ファン心理をくすぐる価格設定がしやすいと考えられます。アパレルは、ブランドイメージやデザイン性によって高付加価値化しやすく、高価格帯でも需要が見込める商材と言えるようです!