年末の中古家電市場を振り返ると、やはり中古プリンターの動きは圧倒的だったと言える。
年賀状印刷、確定申告の準備、仕事や家庭での書類整理など、「今すぐ必要」という需要が一気に噴き出すのがこの時期だ。
新品まではいらないが、確実に動くものが欲しい。
そう考えたとき、中古プリンターは価格・性能ともにちょうどいい選択肢になる。実際、多少年式が古くても、状態が良ければ驚くほどスムーズに売れていった。
一方で、年が明けると市場の主役が静かに入れ替わる。
ここから徐々に加速してくるのが、ビデオデッキの需要だ。
年末年始の片付けや実家整理をきっかけに、「昔録画したVHSを確認したい」「ダビングしてから処分したい」という声が
一気に増えてくる。
新品はすでに流通しておらず、修理できる業者も限られている。
そのため、動作品の中古ビデオデッキには今でも確かな価値がある。
この流れを知っているかどうかで、結果は大きく変わる。
年末はプリンターをしっかり売り切り、年明け以降を見据えて今のうちからビデオデッキをコツコツ仕込んでおく。
派手な転売ではないが、需要の波を一歩先で捉えることが、安定した売上につながる。
私自身の経験上、「今売れるもの」と同時に「次に必ず動くもの」を意識した仕入れを大切にしている。
中古家電は読みと準備がすべて。その積み重ねが、結果として数字に表れてくるのだ。