一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 「閑散期と、足元の危険」

1月は配達業界にとって、どうしても閑散期になります。
年末の忙しさが嘘のように、オファーが減り、「今日はこれだけか」と感じる日も少なくありません。
オファーが取れないと、
「少しでも稼がないと」
「取れる仕事は全部取らないと」
と焦りが出てきます。
けれど、そんな時ほど注意力が落ちているのかもしれません。
先日、夜に公園の入口を通った時のことです。
いつも通っている場所だったのですが、入口に低い位置でチェーンが張られていました。
暗くて気づかず、そのまま足を取られて転倒してしまいました。
また別の日には、道路の**溝の蓋(グレーチング)**での出来事。
よくある道だと思い油断して歩いていると、
約10cmほどの隙間が空いており、そこに足がはまってしまいました。
強く擦りむいてしまい、今もまだ痛みが残っています。
この2つの出来事で感じたのは、
「忙しい時より、暇な時の方が危険なこともある」
ということです。
忙しい時は集中していますが、閑散期は
・考え事をしながら歩く
・オファーを気にしてスマートフォンばかり見る
・気持ちが沈み、周囲への注意が散漫になる
こうした状態が重なり、思わぬケガにつながります。
配達の仕事は、事故やケガをしたらその時点で働けなくなります。
個人事業主にとって、ケガはそのまま収入減につながります。
だから1月は、
「稼ぐ月」ではなく
「無事に乗り切る月」
と考えてもいいのかもしれません。
オファーが少ない日こそ、
・足元をよく見る
・夜道を甘く見ない
・無理をしないと決める
それも大切な仕事の一部です。
寒さもあり、気持ちが沈みやすい1月。
それでも、ケガなく2月を迎えられれば十分。
春になれば、また自然と動けるようになります。
今は耐えながら、自分の体を守る時期。
そんなことを、擦りむいた足を見ながら考えた1月でした。

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菅野 啓義

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